障子紙の役割
日本が誇る伝統的な工芸品の一つに障子が挙げられます。
障子に張る障子紙によって、空間の雰囲気が変わります。障子・障子紙にはどんな役割があるのかをご紹介します。
機能面での役割
障子紙は、日光の眩しさを和らげてくれます。カーテンを閉めてしまうと部屋全体が暗くなってしまいますが、暗すぎず明るすぎない空間にしてくれるのが障子の役割となっています。遮光障子紙なら、外からの日光の眩しい光を遮ってくれるだけではなく、室内の明かりが外に大きく漏れ出ないようにしてくれます。
光を遮るだけでなく風も遮るため、肌寒い時に障子を閉めることで風が直接室内に吹き込むことを防ぐ役割もあります。
また、相手から見えないようにする役割も果たしていますので、空間を区切ったり外からの目線を遮るためにも活用できます。
障子紙の自然素材が換気と清浄化を行ってくれますので、高温多湿な日本では障子が欠かせない存在なのです。
雰囲気での役割
障子紙は優しい素材を使用しているため、温もりを感じる健康的な生活を支えてくれます。見た目は無機質にも思えますが、安らぎを与えてくれる風情があります。ご家庭はもちろんのこと、和風料亭など「和」がテーマとなっているお店でも大活躍します。
高級なお店では、美観性と強度を兼ね備えた手すき障子など幅広く使われていて、月が明るい夜は庭にある木のシルエットが映り込んで雰囲気を盛り上げてくれる役割があります。
和紙の専門店廻木商店では、様々な障子紙を取り扱っております。桜・若葉・七夕などが描かれたデザイン障子は、女性におすすめです。カラー障子紙は、ポップな現代風の「和」を表現できます。手すき障子紙は、伝統的な「和」を表現したい空間にぜひお使いいただきたい高級品です。ペットや小さなお子様がいらっしゃるご家庭にもおすすめできる、破れにくい障子紙も豊富にご用意しております。定期的に障子紙の張り替えを行っている店舗やご家庭には、業務用障子紙がお得です。
廻木商店の障子紙で、室内で和の風情をお楽しみください。